今回はニューヨークタイムズやタイムのベストセラーで1位を取った名著である『自分のための人生』を読んでみての感想を書いていきます。
結論
自分の人生を生きるということは、『今』に100%全力投下して「やりきった」と自信を持って言えるように過ごすこと。
初めに
この本について少し説明をさせてください。
改めてこの本は、ニューヨークタイムズやタイム誌のベストセラーリストで長期間1位を独占し、世界的に読まれた名著です。
作者はウェイン・W・ダイアーというニューヨークにある医学部大学院のの心理学准教授や臨床心理士を務めた方が書いた本になっています。
ダイアー曰く人生のあらゆる問題は全て自分で選択・解決することができると言います。
「絶対それはない。自分ではどうしようもない問題もある。」
と思う方もいるかと思うのですが、
ダイアーは「幸運は選択することはできないが、幸福は選択することができる」と言っています。
つまり、自分の選択が自分にとってプラスになるかマイナスになるかというのは受け取り方や判断次第ということです。
捉え方次第
ほんの中にこんな例がありました。
とある晴天の日。
すれ違った心配性のおじさんに「今日はいい天気ですね!」と話しかけます。
するとおじさんは
「いやー、傘の販売店をしている息子は商売あがったりで今日は儲からないなぁ」
と答えます。
そしてある雨の日。
今度は「今日は息子さん儲かりそうで良かったですね!」
と話すと、
「いやー、娘の嫁ぎ先はビヤガーデンを営んでいるから困るだろうなぁ」
と答えます。
つまり、同じような状況でも、捉え方次第で出来事をポジティブにもネガティブなものにも変えることができるということなんです。
これはどんな事柄も自分の見方を深めることで、自分の幸福に繋げることができるということを表しています。
自分を愛せているか?
人に愛されたい。人に評価して貰いたい。
人間には誰でもある承認欲求です。
ただ、誰かに認めてもらうことが行動理由になっていませんか?
あなたの今行っていることは自分の選択で決めたものですか?
この質問に「はい!」と答えることができた人は自分の人生を歩めているでしょう。
僕は違いました。
誰かに愛されたいという欲求を持つ前に、あなたは自分のことを愛せていますか?
自分を大切にできない人が他の誰かを大切にできるはずがありません。
これは、自分の時間をどのように使っているのかということにつながります。
今この瞬間、将来のことや過去の選択で悩んでいませんか?
そんな時間の過ごし方をしている人は自分のことを大切にできていません。
正直に言います。
自分のブログは読まなくていいので、あなたの今、この瞬間に向き合ってください。
全力で、100%今、この時だけを生きてください。
将来に向けての備えが必要ないとは言いません。
自分も資産運用しています。
しかし、高齢になって海外旅行などのために資金を集めていたが、体が思うように動かないということや、昔に比べて体力が落ちたせいでやりたいことができないという事態に陥っている方を多くみます。
僕の祖父もそうです。
若い時に我慢して、耐えて耐えて耐え抜いた先で待っていたのが自分の理想ではなかったら?
返って現状より悪化していたら?
そんな可能性は大いにあります。
でも、自分がどうにかできるのは今しかないんです。
だからこそ今を生き抜く必要があるし、それが幸福にもつながるんです。
結果を出す人の共通点
現在の実業家の方や歴史の偉人の方に共通する点があります。
それは思い切りの良さです。
自分のことを1番信じているから、周りの人が挑戦しないような分野に挑戦して成果を出しています。ダ・ヴィンチやベートベン、ガリレオ、アインシュタイン。彼らはパイオニアであり、挑戦者なんです。
自分に自信がない人は、とりあえず毎日全力で生き抜いてみてください。
その積み重ねが自信になり、自分の態度にも変化が起きます。自分の周囲の人にも影響が出てきます。すると自分の人生を生きているだけで周りの人まで幸せにしてしまうという幸福のループに入るでしょう。
まとめ
ここまでで僕が伝えたいことは、自分の人生を生きろ。
ということです。生意気な言い方ですが、この一言に尽きます。
感想ということですが、かなり内容を抜粋してお伝えしたので、気になった方は是非読んでみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
皆さんの人生が最高のものになりますように。
今を生きろ!!
ではまた!
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