2021年の6月から大手電力・ガス会社が電気料金の値上げをするようです。
価格見通し
標準的な家庭の電気料金を5月と比べた場合
- 北海道電力113円
- 東京電力電91円
- 中国電力89円
- 四国電力81円
- 北陸電力73円
- 東北電力72円
- 中部電力55円
- 関西電力44円
- 九州電力32円
- 沖縄電力が148円
となっています。
- ガスは
- 大阪ガスが39円
- 東京ガスが35円
- 東邦ガスが33円
- 西部ガスが29円
にそれぞれ値上げするとようです。
電気料金が上がる2つの理由
石油・LNG価格の上昇
1つ目は石油・LNG価格の上昇です。
これはシンプルです。
今の日本の主な発電手段は火力発電です。
そして火力発電には燃料が必要ということで、その燃料源である石油・LNGの料金が上昇しているということで、電気量も値上げするということなんです。
ちなみにこれは電気料金明細の中で
「燃料調節費」
に該当するようなので、ご確認していただきたいと思います。
再エネ賦課金
そして2つ目は再エネ賦課金です。
これは脱炭素化が大きく関係しています。
日本政府は脱炭素化を2050年を目標として進めています。
そこで注目されているのが再生可能エネルギーへの投資になります。
これは、
再生可能エネルギーによってできた電気を電力会社が買い取ることでその導入を促す制度
が関係しています。
そもそも、再生可能エネルギーは国民のために普及させようとしているということで、
普及を促すために協力者にはメリットを設けているそうなんです。
ここでのメリットは電力会社が買い取ってくれることです。
ちなみに電力会社側は儲けがあるわけでは無いようで、
政府に委託されているだけだそうです。
そして、いくらメリットがあるとはいえ再生エネルギーの導入にはかなりの費用がかかります。
もともと持続可能な社会を作ることは国全体の問題だということで、
「ここでの買取費用は国民全員で負担しよう!」
ということで再エネ賦課金が生まれたそうです。
これは言ってしまえば避けることができない固定費の一つになっています。
そして、政府や社会の流れとして再生エネルギーの普及が加速するに従って再エネ賦課金の料金も上がっていくということなんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は電気料金・ガス料金が値上がりするということについて書かせていただきました。
固定費の節約というのはどのような人にも共通する重視するべき点です。
自分の出費を抑えることは、自分の資産を守る力や貯める力、増やす力などを身に着け、豊かな人生を送ることに繋がります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆さんの人生がより良いものになりますように
ではまた!
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